喫煙は本人の健康に悪い影響を及ぼすだけではなく、タバコを吸わない周りの人の健康にも影響が出てしまうこともあります。それゆえ、本数を減らす、禁煙グッズを利用するなどで努力している人も多いのではないでしょうか。
禁煙は努力しても成功させるのが難しいものがありますが、現在では禁煙治療も積極的に行われていますので、努力だけでは成功させるのが難しいと感じた場合は医療機関での治療も検討してみてはいかがでしょうか。
禁煙治療は主に薬で行われており、チャンピックスは代表的な薬です。
チャンピックスはタバコが切れたときのイライラなどのつらい症状を和らげるのに役立つ薬です。
さらに、チャンピックスはタバコを吸ってしまったときにも以前より美味しくと感じなくなる効果も得られるとされています。
チャンピックスは禁煙外来のある医療機関で処方してもらうことができます。禁煙に高い効果を期待できる薬ですが、やはり医薬品はどんなものでも副作用がありますので、どのような副作用が起こる可能性があるのかも知っておきましょう。

胃腸が悪い男性チャンピックスの副作用としては、まずは胃腸症状があげられます。胃腸症状のほかにも頭痛や不眠、不安感が起こることもあり、強く副作用が出る場合は意識障害が出るともされています。
このほかではうつ病のような精神面への影響が出る可能性もありますので、すでにうつ病で治療を受けている人はそのことも医師にきちんと伝えておきましょう。
不安感や不眠が続くという場合は我慢せずに担当の医師に相談することも大切です。
意識障害が起こるような強い副作用が出ることは少ないとされていますが、頭痛などの不快な症状が続く場合は体質に合っていない可能性もありますので、早めに相談しましょう。
必要以上に多く飲むなど間違った薬の飲み方も副作用を強くしてしまうことにつながりますので、まずは正しい飲み方を理解することも大事です。
空腹時に飲むとより副作用を強く感じることもありますので、何か食べてから飲むようにしましょう。

吐き気がひどい時がドンペリドンを併用

チャンピックスの副作用には個人差もあり、ほとんど感じないという人もいれば、強い症状が出る人もいます。
特につらい症状としては吐き気があげられますが、これは服用することで体内でドーパミンが激しく分泌されることが影響しているとされています。
ドーパミンは神経伝達物質ですが、嘔吐中枢も刺激してしまうので吐き気も出やすくなるとされています。
吐き気がひどくなると薬を続けていくのは難しくなってしまいますが、そのために禁煙治療が行えないのもつらいものがあります。

チャンピックスの服用で吐き気がつらい場合はドンペリドンを併用することで緩和できることもありますので、医師に相談してみましょう。
ドンペリドンはナウゼリンと呼ばれる吐き気止めのジェネリックで胃腸の働きを改善したり、吐き気を抑える効果を期待することができます。
ドンペリドンは胃腸のドーパミンの働きを抑えることで吐き気を抑えるのに役立ちます。
嘔吐中枢に働きかけることもできますが、脳には入りにくい薬ですので副作用も少ないとされています。吐き気が治まることで禁煙治療も続けやすくなりますし、治療中の体調不良を防ぐこともできます。
チャンピックスは少量から始めていくので、体が少しずつ薬になれることも多く、軽い吐き気であれば次第に症状がおさまる可能性もあります。
症状がいつまでもおさまらない場合は吐き気止めを飲むことで改善が期待できますが、ドンペリドンは基本的に食前に飲む薬となっていますので、服用方法もよく確認しておきましょう。
吐き気はもちろん、頭痛や不安感などの症状が続くことも治療に影響が出てしまうこともありますので服用後に変わった症状が出た場合は放置せず早めに医療機関に相談しましょう。