禁煙の方法について教えます

今現在、タバコを吸っている人で禁煙をした事があるという人は大勢いるでしょう。
さまざまな禁煙方法がありますがなかなか禁煙を成功させるというのは難しいものですし絶対に止められる禁煙方法というのを見つけるのは難しいです。
禁煙せずにタバコを吸う男性禁煙を行なっている時はとても辛いですし、常にタバコを吸いたいという欲求がわいてきます。
禁煙開始直後の効果が得られないことも多く、禁煙を成し遂げる妨げとなります。
タバコを止めたいと思っていても止められない、幾つかの禁煙方法を試しても挫折してしまうという人の多くには上手くいかない原因というものがあります。
それを知った上で改めて禁煙計画を立てて禁煙方法を考え実行する事によって、禁煙を達成する可能性が高くなります。
とは言え、タバコの誘惑を断ち切り、吸えない辛さを我慢するのはなかなか難しいものです。
きちんとした動機付けや目標を設定し強い意識で取り組んでいく事が重要です。

自力で禁煙する方法

出来る事なら自分の力有効な禁煙方法を見つけて禁煙したい所です。
その為には今までの意識を変え、必ず成功させるという意志の力が必要です。
初めて禁煙に取り組もうという人や、今まで上手く行かなかったけれど今度こそやり遂げようと考えている人は、成功させる為のポイントをおさえてから禁煙方法を考える必要があります。
まずは喫煙がどの様な害を及ぼすかという事をよく知っておきましょう。
喫煙している人はそういった害を知った上で吸っているという人もいますが、意外と詳しい事までは知らないものです。
まずはタバコの害についての知識を得る事で喫煙への意識を高めて行きます。

タバコに含まれる有害物質について

タバコに含まれる有害物質としてよく知られているのはニコチンとタールですが、それ以外にも多くの有害物質が含まれており、50種類以上の発がん性物質も含まれています。

これらは吸っている時には気にする事はありませんが、ペンキの除去剤に使われるアセトン、アリの殺虫剤に使われるヒ素、カーバッテリーに含まれるカドミウムなどがあり、人が絶対に口に入れはいけない様なものをタバコから体内に取り込んでいるのです。
当然こういった有害物質を取り込んでいれば、肺がんや肺気腫などの疾患になる可能性が高くなります。
こういった病気に一度なってしまうと一生大変な思いをしながら生きていかなければなりません。
少し動いただけでも息切れがするようになり、症状が重くなると一日中酸素吸入器を付けていなければならないようになってしまいます。

禁煙する方法について

呼吸がまともに出来ない苦しさはなってからでないと分かりませんが、そういった状況になってから後悔しても遅いのです。
禁煙をする時の辛さはありますが、吸い続けた先の自分の不幸な未来を想像すれば、そういった苦難を乗り越える助けとなります。
禁煙するという意志を固めたら次は環境を整えます。
まず今持っているタバコやライターなどの喫煙器具は捨てる様にします。
まだ箱の中に残っていたとしても捨てる事が大切です。
全部吸い終わってからみたいな考え方では禁煙を達成する事は出来ません。
思い立ったら気持ちが揺らぐ前に即実行しましょう。
誘惑を断ち切るという意味で有効な禁煙方法です。
またタバコの誘惑を乗り越える為にはタバコの煙や吸っている人が多い所には行かない様にします。
例えばパチンコ屋であるとか居酒屋など、吸っている所を見ると意志が弱くなりついつい手を出してしまいがちです。
コンビニや自販機などでも気軽に買えてしまうので喫煙器具がある所には出来るだけ立ち寄らないように気をつけます。
職場の同僚や友人などの喫煙者などが集まる喫煙所なども避けるようにしましょう。
喫煙を誘われない為に禁煙する事を周囲に宣言するというのは成功させる上ではとても有効な禁煙方法です。
自分の意志を強くするという意味もありますが、周囲の理解を得るという事はとても重要です。
出来る事なら同じ様に禁煙を目指す仲間がいればなお良いでしょう。
お互いに情報交換をしたり励ましあったりするのは辛い時期を乗り越える手助けとなりますし良い禁煙方法と言えます。
普段喫煙をしていた人が禁煙をした際に感じる事が多いのが手持ち無沙汰になる事です。
いつもはタバコをくわえているので、それで間がもったり時間潰しになったりしましたが、禁煙するとその間が気になったり口が寂しいと感じたりします。
ですのでタバコ以外の気分解消法を用意しておく必要があります。
オーソドックスですがよく用いられる禁煙方法として知られているのがガムを噛むことです。
これなら口の寂しさを紛らわせますし、タバコの様な害はありません。
糖分が高いものは避け、キシリトールを配合しているものなどを選ぶとなお良いでしょう。
他には深呼吸をしたり、歯磨きをして口の中をスッキリさせると吸いたいと気持ちを抑える事が出来る良い禁煙方法でしょう。
禁煙中に運動をするのも禁煙方法として有効です。
漫然とやるよりは目標を決めてやると良い気分転換になるでしょう。
禁煙中には様々な辛さが襲ってくるので、まずは3日、次は1週間、1ヶ月、半年と目標を幾つかに区切って、ひとつひとつの目標を達成していくようにすると辛さを乗り越える原動力となります。

禁煙外来で保険が使えるのは年1度だけ

健康保険証意志を固め、喫煙器具を捨て、禁煙を宣言し、様々な禁煙方法を試したとしても禁煙を達成するのは困難であるという事は変わりません。
自分で止めたくても止められないという場合はニコチン依存症であり、これはもう治療が必要な病気です。
こういった時には医師の診断を受け適切な治療を受ける様にしましょう。
ニコチン依存症の治療は健康保険などが適用されるので診察を受ける際には医師に確認しておく必要があります。
保険適用内で禁煙治療を受ける為には次の4つの条件を満たしている必要があります。

  • ニコチン依存症を診断するテストで5点以上である事
  • 1日の喫煙本数の平均にこれまでの禁煙本数を掛けた数値が200以上の人
  • 直ちに禁煙を始めたいと考えている人
  • 禁煙治療を受ける事を文章で同意している人

ただし二番目の条件に関しては2016年4月より35歳未満の人にはこの条件を満たす必要がなくなったのでそれ以上の年齢の人が対象となります。
例えば40歳で1日平均20本を10年続けていた場合にはあてはまります。
診察を受ける場所や医師によって多少内容は異なりますが、おおむね最初はニコチン依存症かどうかのチェックを行い、保険が適用されるかどうかを確認します。
次に呼気の中にの中に有害物質である一酸化炭素がどれだけ含まれているかを測定します。
それからは医師と話し合いをし、禁煙開始日の設定と禁煙宣言書にサインをします。
過去の禁煙歴など様々な質問をされるので正直に答えましょう。
測定や聞き取りなどをして医師から禁煙中の生活の仕方やニコチンが切れた時の対処法などのアドバイスをもらい禁煙補助薬の特徴や使い方の説明を受けます。
この時に気をつけておきたいのが過去に健康保険等で禁煙治療を受けた経験のある人は前回の初回診察日より1年を経過していないと保険が適用されず、自由診療となるので注意しておきましょう。
禁煙外来では保険は年に1回しか適用されないので真剣に取り組みたい所です。

最後まで治療を続けるのが禁煙成功の鍵

保険が適用される禁煙治療の期間ですが、基本的に12週間となり、その期間に5度診察を受ける事が可能です。
この時にありがちな間違いが、医師に相談する事無く途中で診察を中断してしまう事です。
最初に診断を受けてあとは自分の力でも大丈夫と考えてしまったり、しばらく禁煙が続いてもう大丈夫だろうと以降の診察を受けない人もいますが、残念ながらそういった途中で診察を中断した人の禁煙成功率は低く、最後まで診察を受けた人より大幅に下がってしまいます。
ついつい己の意志の強さを過信してしまいがちですが、そもそも自分の力では止めることが出来ないので治療を受けているのであって、中断してしまえば自力で禁煙するのと変わらなくなってしまいます。
医師のアドバイスや薬の処方は禁煙を成功させる為には重要なので、まずは自分の力だけで依存症を治せるとは考えず、医師の力を借りて禁煙治療をやり切ろうという目標をもって取り組む事が大切です。

診察を受けて最初はかなりの辛さがあります。
まずは医師にもらったアドバイスを実践し、処方してもらった薬を使いながら最初の禁断症状に悩まされる時期を乗り越えます。
2回目の診療は初回からおよそ2週間後になりますが、この時まで禁煙が出来ていれば呼気の一酸化炭素の量が減り、タバコを吸わない人と同程度の値にまで下がります。
3回目の診察を受ける頃には禁断症状もおさまり体調も良くなってきます。
ただ、まだ禁煙が成功したわけではないので油断しないように注意しておかなければなりません。
4回目になるとかなり安定してきますが、禁煙の反動で食欲が旺盛になり体重が増えたりするので、禁煙以外での体調管理にも気をつけておきたい所です。
5回目が最終となりますが、ここまでくれば大きな目標を達成したと言えます。
引き続き禁煙が続く様に心掛けましょう。

ニコチン依存症はなかなか抜け出せない

恐らくタバコを吸っている人の中には、いざとなったら自分の意思でスパッと止められると考えている人もいるでしょう。
しかしその大半がニコチン依存症の状態に陥っており、自己の力では治療が困難な状態となっています。
タバコに含まれるニコチンには依存性がある事が知られています。
ニコチンは中枢神経系の中でドーパミンを介する脳内報酬系に作用すると言われており、ニコチンの摂取でノルアドレナリンやセロトニンなどの脳内神経伝達物質の分泌量が増加するとされ、定期的にニコチンの摂取を繰り返すとニコチンを摂取しないと以前と同じようなレベルで脳細胞が活動しなくなってしまいニコチン依存の状態になってしまいます。
ニコチンは体内への吸収が早く、それと同時に消失するのも早いため継続的に喫煙をしている人は30分もするとニコチン切れを起こしてしまいます。
つまり常にタバコを吸い、ニコチンを摂取していないと落ち着かないのです。
タバコを単なる嗜好品と捉えている人もいますが、アルコールや薬物と同様、一度依存症になってしまうと治療はとても困難なものです。
禁煙しようとしても達成が困難なのは、このニコチン依存が関係しており、他の依存症と同様に断ち切るのが困難だという事をまず理解しておかなければなりません。

禁煙をすることで発生する禁断症状について

禁断症状として出るのが、まずタバコを吸いたいという欲求が出てきます。
タバコそのものだけでなくライターや灰皿などの喫煙器具を見ただけでもその欲求は高まります。
そして落ち着かなくなったり吸えない事で気分が落ち込んだり、イライラとして時には怒りやすくなったりもします。
またニコチンが切れた状態だと集中できないといったような状況も続きます。
他にも寝つきが悪くなったり、眠ったとしても途中で目が覚めてしまったりなど、睡眠不足に陥って体調を崩してしまうケースもあるので、禁煙中の人も医師のアドバイスを受けて、あらかじめ対策をしておく必要があります。
タバコを低タールや低ニコチンといった種類に変える事で少しずつ禁煙をしていこうと考えている人もいますが、パッケージに書いてある数値が低いからといって健康被害が少ないという事はないのです。
パッケージの表記は一定量喫煙した時の煙を分析した時の数値を測定したものであり、フィルターの空気穴を多くして吸い込む空気の量を増やしたりしているだけであり、こういったタバコに変えてもより深く煙を吸おうとするだけでニコチン依存の解消には繋がりません。

禁煙を成功させる方法とは

禁煙を成功させる一番確実な禁煙方法は、医師の診察を受け、医師の指導の元で正しい治療を受ける事です。
自己の力で禁煙出来るという思い込みは捨てるようにしましょう。
もしそういった考えを捨てる事が出来ないといつまでも禁煙が成功せず、最終的には自分の身体で代償を支払う事となります。
ますは意識を変える事が大切なのです。
今禁煙を考えながらタバコを吸っていたり、ライターや灰皿などの喫煙器具を身の回りに置いている場合は、直ちに捨てる事をお勧めします。
生半可な覚悟でなく、意識を180度変え依存症を乗り越えるという強い意志を持たないと成功しないものだという認識がまず必要だからです。
ニコチン依存症の克服は自分自身の健康を考えた上であるという事もそうですが、家族や周りの人達の事を考えるのであればすぐにでも取り組まなければなりません。
もし自身に何かあれば家族の生活は一変しますし、周囲にも迷惑を掛ける事でしょう。
周囲への迷惑というのは、何も自身の健康被害だけでなく喫煙者の出す煙からの受動喫煙によるものもあります。
自分の喫煙のせいで家族が病気になってしまったら一生後悔する事になるでしょう。
手遅れになる前にこういった事に気付き、自分や家族の健康の為に禁煙に取り組む事も、禁煙方法としては有効な一手となります。